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(2004/11/23 更新)

メンズスカート雑談

『メンズスカート』という呼び方について(2004/11/23)

  • 私のホームページもそうですが、ほかの方のホームページでも『メンズスカート』という呼び方を目にすることがあると思います。本来であれば、男性であろうが女性であろうが『スカートはスカート』という見方をすれば、あえて『メンズスカート』と呼び分けするのはおかしいと思っている方もいらっしゃるようです。

    では私が、なぜ『メンズスカート』と呼び方を使っているかと言いますと、現時点ではスカートという言葉から連想される「性」はやはり女性となります。ですから女性向けスカートのことを「レディススカート」と呼ぶことは皆無に等しいに対し、男性用スカートは知名度的にもまだまだ社会的には普及していないことから、あえて男性向けスカートを直感的に理解してもらえるように『メンズスカート』と呼んでいます。また一部では省略して「メンスカ」と呼んでいる方もいます。

    しかし、このような呼び方はスカートに限ったことではありません。私なりに思う一例をあげますと、たとえば『お医者さん』という呼び方があるにも関わらずあえて女性の医師のことを『女医さん』と呼んでみたり、昼食の 『ランチ』の中にも、女性向けにヘルシー志向や盛り付けの量を工夫したものを『レディスランチ』と呼んでいることがあると思います。これらは本来、男性しかいなかった職業・食事メニューというイメージの部分に女性の進出や要望が活かされてきた結果と思われます。また一方で、「non-no(ノンノ)」という女性向け雑誌がありますが、これの男性向けを「men's non-no(メンズノンノ)」と呼んでいるように、もともとは女性を対象としていたものを男性向けにもアレンジして発行しているものもあります。つまり、その分野で後発的なイメージのある性の方を、先発と区別・強調したいなどの目的で「女・レディース」あるいは「男・メンズ」という言葉を前置きするのではないかと思います。(まさに「メンズスカート」という呼び方もこの考え方に基づいて呼んでいるものです。)

    ただ、最近は性の違いをあまり意識させないような社会や考え方になってきています。たとえば皆さんも病院などでお世話になる「看護婦さん」や「看護士さん」も一昔前までは、わざわざ呼び分けていましたが、今は「看護師さん」として統一の呼び方になりましたし、ファッションなども「ユニセックス(または「モノセックス」)」のものも増え、洋服関係の通販カタログや新聞の折り込みチラシなどを見ると、セーターやTシャツなどは「男女兼用」と書いてあったり、あるいはわざわざ表示していないものもあります。幸い、このような流れは「メンズスカート」の普及を考えている私や同じ考えを持つ者にとっては、追い風になっており、ファッションの多様化について、若い年齢層ばかりではなく、ある程度の中高年層の人たちも容認しつつあるように思われます。そのため、メンズスカートについてもテレビや雑誌などで話題になれば、もともと「一度スカートを穿いてみたいな。」という願望があった人は、実際に外出するかしないかは別として、ある程度は流行るかもしれないと想像しています。

    そして、いずれ『メンズスカート』という呼び名も歴史上で語られる場合のみ登場し、近い将来は「スカート」という言葉で辞書を引けば「(男性・女性関係なく)腰下に覆って身につける洋服の総称」となるようにしたいものです。
    ちなみに「『メンズスカート』という呼び方を恰好良い別な呼び方にしてはどうか?」という意見もありますが、私の考えとしましては、恰好良い名前を命名することはいつでもできますが、仮に今どんな恰好良い命名をしても、社会的には所詮「男性のスカートのことでしょ?」ということで片付けられてしまいますので、今は無理に「女性のものというイメージを取り払う=スカートという呼び方を変える。」ということはしなくても良いのではないかと思っています。

『すね毛』を剃ると必ず悩むこと(2004/11/18)

  • すね毛を剃ると必ず悩むことがあります。それは、毛が伸びはじめる時のかゆみです。これは決して不衛生でかゆくなるのではなく、剃る時に剃刀(実際には顔ひげを剃る時に利用する歯が皮膚のカーブに沿って曲がるタイプを使用しています。)で剃るため、非常に短く剃られた毛が伸びはじめる時に、一部の毛は皮膚の下から皮を破って出ようとする時に起こるみたいです。きっと個人差があると思いますので、全ての方がかゆくなるということではないかもしれませんが、私の場合は、剃刀で剃った3〜4日後にボツボツとかゆみが出てきます。そして、かゆいと思って、一箇所をかいてしまうと、剃った部分全体をかかないと落ち着かなくなります。特にひざから太腿にかけてが一番かゆくなります。そこで、かきすぎてしまうと、湿疹のようにブツブツと膨れてしまい、普通に戻るために1〜2日かかることがあります。そして、この時は『すね毛は剃らない方がいいなぁ』と一時的には思うのですが、しかし、数日経つと、かゆみはおさまり、すね毛は2〜3ミリ伸びた状態になりますので、それ以降は再度剃らない限り、かゆくなるようなことは起きません。

    こういう自分を見て、このようなことをくり返すくらいなら、本来すね毛は剃らない方が良いように思えます。あるいは、剃るのではなく、ケアツールなどで「スキ刈り」のように短くカットするのもいいかもしれません。しかし、アンケートなどを参考にするとメンズスカートの時には『すね毛は剃ってほしい』という意見が半数ぐらいありました。確かにすね毛を剃った足は女性のように見えるので、現時点での女性のスカート姿と連想しやすいので違和感が起こりにくいのかもしれません。一方で、すね毛の生えている足は男性のように見えますので、現時点ではスカート姿を連想しようとすると違和感があるのかもしれません。
    私の女友達でメンズスカートのことで相談に乗ってくれる女性とお話しした時にその女性が言っていました…。『女性だって剃っているんですよ。』って。もちろん、この発言は女性の美に対する追求の一つの行動だと思いますが、はたして男性がすね毛を剃ることは美を求めるためか?、あるいは、不快感を与えないためか?など、これまた難しい問題です。
    (参考までに、この女性は「(メンズスカートを穿く時は)できればすね毛は剃ってほしい」と発言しておりました。)

    メンズスカートの基本は『男性の容姿のままのスカート着用』の提案ですので、本来であれば、すね毛はそのままにすべきなのかもしれませんが、違和感を与えながらも基本精神を貫くぬく方が、早く世間一般に理解されやすいのか、あるいは、違和感を与えないところから徐々に浸透させ理解を深めてもらう方が良いのか、大いに悩み迷うところです。その一方で、私が想像する世間一般の見方は「剃っている」「剃っていない」というレベルの判断ではなく、スカートのデザインや丈、トップスとの組み合わせなどのトータルコーディネートやセンスのバランスなどで総合的に判断される人も多いのではないかと思っています。

    以上のことから、 今日時点の私の考えとしては、すね毛は男性のひげと同じものと考え、「こざっぱりした感じ」という観点から、外出するような場合はやはり、剃るか短くカットするということにしたいと思います。

『メンズスカート』普及への新たなる決意(2004/11/15)

  • 私事で恐縮ですが、最近まで『メンズスカート』どころじゃなくて、なかなかこちらに時間を割くことができませんでした。理由は仕事が忙しいということもあったのですが、実はそればかりではなく、男性が似合うスカートの穿き方を頭の中だけで考えようとしていたため、なかなか明確な答えが出ず、『自分が思うメンズスカートって一体どうあるべきだろう?』と悩んでいたこともサイトの更新が遅れた理由の一つでした。

    また、その間、 皆さんもご存じの『メンズスカート』に関する話題を扱っているいろいろな掲示板の書き込みを拝見しているうちに、一例ですが、次のようなことを自問自答することも増えてきました。

    ■メンズスカートは外出することに意義があるのかどうか?
    ■メンズスカートと女装って、どこが違うのか?
    ■メンズスカート賛成意見・反対意見になぜ白黒をつけようとするのか?
    ■男性の体型に合うスカートのデザイン/穿き方を考えてみたかどうか?

    そして、遅ればせながら今日やっと私としての結論が出ました。

    1.頭の中で解決しないなら、実際に行動を起して確認・解決する。
    2.何事にも賛成意見・反対意見はあるもの。どちらの意見も貴重な意見には違いない。
    3.男性が自発的に「穿いてみたい」と思わせるような活動を行う。

    以上のことを肝に銘じ、今日、新たな気持ちでメンズスカートの普及を決意しました。

    さらに、この決意に合わせる形で、私は今日、頭を丸めない代りに、スネ毛を綺麗に全部剃りました。今日の時点で剃った理由は「スカート姿には、スネ毛が相応しくないと思ったから。」という理由でした。当然、脱毛ではないので、1〜2週間経つとまた伸びてくると思いますので、この伸びてくる間を観察しながら、スネ毛はどうすべきかを考えて行きたいと思います。

    また、一部のページは新たなる決意に沿った内容になっていないものもありますが、徐々に修正してゆきますので、それまでは何卒ご容赦下さいますようお願いいたします。

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