このページでは、男性の容姿のままで「メンズスカートファッション」のためのスカートをどのように購入したら、良いかを考えてみましょう。
具体的には以下の方法があります。
(1)通信販売を利用する。
この方法は、ほとんどの方に利用できる方法です。特に「セシール」「ニッセン」「ムトウ」などはサイズバリエーションが豊富なため、男性のウエストでもはけるスカートを購入することが可能です。
(2)「催し物に使いたい」ということで店頭で購入する。
この方法は、男性の容姿のままで婦人服店や婦人服売り場へ出かけて購入する必要があるため、全くそれらのお店や売り場に足を踏み入れたことがない男性には大変仕切りの高い場所に感じられるかもしれません。まして、自分の手でスカートに手をのばして物色をしようものなら「まわりの女性客から、変な目で見られているのでは?」という不安で一杯になると思います。
そのため、お店や売り場でスカートを購入したい場合は、まず店員さんに声をかけて、一人相談相手を決めることが目的達成の近道です。そして、ちょっと照れくさそうに「会社の忘年会で女装してコントすることになったんですが、私がはけそうなサイズのスカートはあります?」とかいうように店員さん自身に「お客様ご自身で身に着けるんですね?」ということを理解してもらえれば、OKです。そこまで話せば相手もプロなので、かなり真面
目に要望を聞いてくれます。場合によっては「試着してみた方が良いのでは?」という店員さんまでいます。
事実、私も数年前にスカートを購入したくて、婦人服店に出かけました。お店に着くまでは心臓がドキドキ状態でしたが、上記内容を伝えたら、後は店員さんも「この男性にはどれがあうかなぁ〜?」ということで、まるでそれを楽しんでいるかのように、あちらこちらからスカートを持ってきてくれたことを覚えています。つまり、こちらが気にしている程、店員さんは何とも思っていない方がほとんどなのです。また店員さんと一緒にスカートを選んでいるいう光景なので、会話が聞こえている範囲以外の周りの女性は「男性がいるけど、店員さんと相談しているところを見ると彼女か奥さんにプレゼントかな?」程度にしか感じないのです。
以上のことから、お店や売り場での購入はこの方法がお薦めです。
ただ一つだけ注意として、周りを気にして買い物を早く終わらせようとするあまり、自分が購入したかったデザインや丈のスカートを購入できなかったということになる場合がありますので、あまり気にいったものがなければ、他をあたるのが良いと思います。
最後に、もしこの方法を実践して目的のスカートが購入できて支払いをする間の待ち時間の時にでも、その店員さんに「でも、男性がスカート売り場にくることは無いんでしょうね?」
と聞いてみて下さい。ほぼ多くの店員さんが「男性が女性にプレゼントされる方は結構いらっしゃいますよ。」という返事のほかに「たまにお客様のように男性の方がスカートを買われてご自分ではかれているようですよ」と答えますので、試して下さい。