(2001/12/15 更新)
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このページでは、最大の課題である「メンズスカートファッション」をどのように普及していったら良いかを考えてみます。
メンズスカートファッションを世間で広げるためには、次の部分をいかに解決していくかが重要であると考えます。 (1)メンズスカートファッションの男性の姿を多く見せる機会を作る。 メンズスカートファッションがめずらしがられる背景としては、やはり、そのようなファッションをして出歩いている男性が極端に少ないことで、世間の方々がまだ「見慣れていない」という点があります。そこで、そのような機会を徐々に作るきっかけとして、次のような行動をしたいと考えております。 ●一般市民参加型バラエティー番組で、そのようなコーナーを企画してもらう。 人気バラエティー番組の一(いち)コーナーとして、「いけてる!メンズスカートファッション(仮称)」のようなコーナーを作っていただき、サラリーマンや学生、あるいはおじいちゃんまでの、ごく一般 の男性がメンズスカートをはいて登場し、自分のスカートファッションのポイントをアピールしてもらうといった内容で、バラエティー的にメンズスカートファッション を世間の方にみてもらう機会を作ると、興味のある・なしに関わらず老若男女も少しは男性がスカートをはくことについて、考えが変るきっかけになるのではと思い、現在、構想を練っている段階です。 ●マスコミ誌やワイドショー番組に注目記事として取り上げてもらう。 マスメディアとしてマスコミ誌やワイドショー番組は非常に有効な手段であり、「今、メンズスカートが流行!」という特集記事を組んでもらうことにより、世間へ広める機会ができます。ただ、これらのメディアを使う場合には、取材結果 が時代的・社会的・道徳的に合わないといった一方的な否定的考えの場合や「スカートは脚のきれいな女がはくもの。男性のスカート姿は気持ち悪いです!」といった偏見や固定概念のコメント等でまとめられてしまうと、その記事や番組を見ている方や、コメンテーターの方までが否定的な考えになったり、メンズスカートに偏見を持つようになってしまうことも十分に考えられるため、どのように取り上げてもらえば良いか、現在、構想を練っている段階です。 ●ホームページを通じて、仲間が意外に多いことを紹介する。 ホームページの普及のおかげで、個人の考えや意見が世界中で、情報共有できるようになりました。私もこのホームページを開設するきっかけも既存のホームページの考えや意見に刺激されたためです。現在では、この活動は既に行わており、その中でも有名なサイトにつきましてはリンク集に掲載しておりますので、ぜひご覧下さい。 (2)偏見や固定概念を持つ人へ時代が変っていることを話す機会を作る。 男性のスカートファッションに対して、偏見や固定概念を持つ人へは、上記(1)で紹介した内容を中心に、タイミングをみながら、話題を切り出してみることが必要と思われます。私の考えでは、メンズスカートファッションに偏見や固定概念を持っている多くの方々の理由は、 「みんなと変ったことはしたくない」とか「世間の意見と違った考えを持つことで "変わり者" として見られたくない。」といったお互いの世間体を気にしていることがあがられると思っています。ですから、一人一人がそのような考えを少しずつ変えていくだけで、メンズスカートファッションに対しての理解が徐々に広まっていくと考えており、私も具体的に検討している最中です。 (3)アパレルメーカーの協力をあおぐ。 現在は、男性がスカートを購入したい場合は通信販売や店頭購入が考えられますが、何れの場合も現状での購入となると、女性ものを選択するしかなく、デザイン的・シルエット的に必ずしも男性の体型にあったものではないような気がします。そのため、不景気の中、大変厳しい状勢ではあるということはわかるものの、アパレルメーカーも一念発起して、メンズスカート部門に力を入れることにより、メンズスカートファッションをしたい男性の選択のチャンスが増えることが可能と考えます。男性の体型やサイズ等を考慮したメンズスカートを売り出すことで、将来は数〜数百億円規模の市場になるかもしれません。仮にメンズスカートは無理というアパレルメーカーでもポロシャツやジーンズでは既に実現している「ユニセックス」(=性別 を意識していないものの意味)のファッションに、スカートも検討に入れてみるという考えでも良いのではないのかと考えます。この点については現在、構想を練っており、アイディアがまとまり次第、アパレルメーカーに打診してみたいと考えております。 |
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